これから10年の投資戦略とは💸
インデックスファンドの先駆者であり、米に本社を置く世界最大級の資産投資会社”バンガード”から、先月、今後10年の投資見通しの発表がありました🗞️
その内容は…
【今後10年はリスクを抑えるため株式比率を減らし、債券比率を高める保守的な配分を推奨】
なぜインデックス投資の先駆者である”バンガード”が【株】から【債券】に投資比率の見直しを進めるのか❓
★シラーPER
シラーPERとは、株価の割高・割安を評価するための指標
通常のPER(株価収益率)が単年度であるのに対し、シラーPERは長期的視点で市場の過熱感を判断します
25倍を超えると割高とされ、特に長期的に株価の天井を示すサインとして注目されています
2025年9月現在のS&P500のシラーPERは約38.6倍
これは過去の長期平均(約17倍)に比べてもかなり高く、ITバブル期の高値に近い水準で、市場の過熱感が強く、株価が実態よりも過大評価されている可能性が高いことが分かります
つまり将来的に大きな調整や暴落(価格の急落)が起こるリスクが増えていることを示しています
1929年(世界恐慌前は約32.6倍)、2000年(ITバブル崩壊前は40倍超)、2008年(リーマンショック前は約27倍)に匹敵する高水準で、いずれもピークを付けた後に株価暴落
★リスクプレミアム
株式などのリスクの高い資産の期待収益率から、リスクのない資産(一般的には国債など)の利回りを差し引いたもの
2025年9月現在の米国株(S&P500)のリスクプレミアムは過去平均と比べてかなり低く、イールドスプレッド(株式の予想益利回り-10年国債利回り)は約0.2%前後とされており、過去10年平均の約2.8%や1991年以降の平均約2.1%と比べると非常に低い状態
つまり債券金利が高い現状で、リスクの高い株式へ投資する価値が低いということ
★パフェット指数
米国株式市場の時価総額を国民総所得(GNI)で割った指標で、株式市場全体の過熱度や割高度合いを測るもの
2025年9月時点での推計によると、このパフェット指数は約180%前後で、警戒される100%の水準を大きく超えています
このことは、米国株市場が非常に割高な状態であることを示しており、市場の過熱やバブルリスクを指摘する声が強まっています
★米国債の利下げ観測
米国債は、デフォルトリスクが非常に低く、「最も安全な金融商品」のひとつ
その金利は年初よりは下がってきているものの、まだ高水準で推移
今後、金利が下がると高金利の長期債券の価値は上昇することから、FRBの金利引き下げの期待感もあり、中長期的に米国債を保有するメリットは大きい
以上の観点から、特にリタイア期を迎えている方や、教育費などの資産形成のためにNISAを活用している方は注意が必要です
✨投資比率の見直し、金融資産のリバランスは株価がイケイケの時にするもの🤨
それは”今”かもしれません
最後に投資の神様”ウォーレンバフェット”のことば
「他人が貪欲なとき(株価が加熱している時)には恐れ、他人が恐れているとき(株価が低迷している時)には貪欲になれ」
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