「物価は落ち着いた」はずなのに家計が苦しいのはなぜ?2026年8月の物価と、今日できる家計の点検
「物価は落ち着いてきた」
と言われても、レジで安くなった実感がない
「物価の伸びが鈍化」というニュースを見て、レシートを見返して首をかしげたことはありませんか🤔
卵も、洗剤も、子どもの習い事の月謝も、下がった感じがしない
むしろ夏休みが終わってみたら、いつもの月より数万円多く出ていた——
そんな8月だった方も多いと思います
ニュースの物価と、暮らしの物価
この2つがズレるのには、ちゃんと理由があります
8月の物価は+1.8%
数字だけ見れば確かに落ち着いている
8月28日に発表された東京都区部の消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)は、前年同月比 +1.8%
これで7カ月連続、日銀が目安とする2%を下回りました
数字だけ見れば「インフレはピークを越えた」と読めます
実際、ニュースの見出しもそう伝えていました。
その数字、電気・ガスの補助金で下がっている面があります
電気・ガス料金への支援が価格を直接押し下げるため、統計上のエネルギー価格が低く出るのです
一方で、外食・宿泊・修理代といったサービスの価格は上がり続けています
人件費が価格に乗るタイプの値上がりは、補助金では止まりません
つまり今の「+1.8%」は、
補助金で押し下げられた部分
実力で上がり続けている部分
が混ざった数字です
私たちが日々払っているのは後者の比重が高いので、「統計は落ち着いた、体感は苦しい」というズレが生まれます👛
★私が夏の電気代で二度見した話
先日、我が家の夏の電気代の請求を見て、思わず二度見しました
エアコンをつけっぱなしにした自覚はありましたが、それにしても、と
そこで明細の「値引き」欄を確認したら、しっかり補助が効いていました
補助が入ってこの金額なのか、と背筋が伸びた瞬間です
裏を返せば、この補助がなくなった日の請求額が、家計の本当の実力ということになります
★同時に進むもう一つの変化 ——「金利のある世界」
もう一つ、この夏に静かに進んだ変化があります
日本の長期金利(10年国債利回り)が、約30年ぶりに 2.9%台 まで上がりました
家計への影響は2方向です
借りている側には逆風:住宅ローンの変動金利は、上がれば毎月の負担に直結します
置いている側には追い風:個人向け国債(変動10年)の8月募集分は初回 年1.87%
※ちなみに米国債は5%越え
普通預金に寝かせているお金の置き場所を考え直す余地が出てきました
物価も金利も動いている今は、投資の中身をいじる前に、固定費と、預金・借入の条件を見る番です
ちなみに積立投資そのものは、相場が上がった日も下がった日も同じ金額でコツコツ続けるのがいちばん再現性があります
ここは変えなくて大丈夫です🌱
今日できる一歩:検針票の「値引き」欄を見る
やることは1つだけで十分です
電気代の検針票、またはWeb明細を開いて「値引き」の金額を確認する
月に何円補助されているかが分かります
それを12倍すれば、補助が終わったときに家計へ戻ってくる年間負担の目安になります
※政治にも少し興味がわいてくるかも・・・
数字が見えると、通信費・保険・サブスクのどこから見直すかの優先順位が決めやすくなります💡
金額を出してみて「これは大きい」と感じたら、そこが今年の家計の見直しポイントです
ご自身でわからないときは、ぜひご相談ください☺️
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