政策を決める2つのポイント
昨日のブログでは『選挙の2つのポイント』をお伝えしました
1つ目が経済政策や財政面で”緊縮財政”か”積極財政”か
2つ目が”グローバリズム”か”ナショナリズム”か
今日は1つ目の経済政策や財政面をもう少し掘り下げていきます
”経済政策や財政面”
こちらは”貨幣観”が大きく影響してきます
では“貨幣観”とは
ここからちょっと難しい話になります…😓
貨幣というものに関して、『商品貨幣論』か『信用貨幣論』か、
どちらの立場をとるかによって経済政策は大きく変わります
商品貨幣論の考え方は「おカネはどこかから持ってこなければならない有限的なモノ」という解釈のため、
政府が社会保障や公共事業などへの支出を増やすためには、”財源”としての税収や社会保険料を増やさなければならなくなります
もしくは支出を増やすために政府が借り入れを増やしてしまうと(国債をたくさん発行してしまうと)、
それを返済するためにまたどこかからおカネを持ってこなければならない、という流れになってしまいます
なので社会保障を充実、もしくは維持するためには消費税や社会保険料を上げなくてはならない‼️絶対下げられない‼️
国にはこれだけの借金があるんだから、その借金を子や孫に残してはならない‼️
だから国債はこれ以上刷れないし、返済のためには増税だ‼️ となります
※ちなみにこの考え方は誤っていると思います
では信用貨幣論は?
こちらの考え方は「おカネそれ自体に価値はなく、
債務・債権の記録媒体にすぎない」という解釈なので、
国債発行による財源確保に制限がありません
制限が無いというのは言い過ぎですね
いくらでも無限に国債を発行して良いのかというとそうではありません
国債を発行しすぎると民間(個人や企業)にたくさんのお金が回りインフレが起きます
なのでその国債発行の上限は「インフレ率が許す限りにおいて」となります
そうなると財源確保のための増税などの必要がなくなります
※そもそも税の役割は財源ではありませんが…
ちょっと、というかだいぶ難しい話になってしまいましたが、
この”貨幣観”が誤っていると、”これがしたい!あれがしたい!私が政治家になったらこうするんだ!”といくら言っても、
”財源”が足かせになり何もできません
街頭演説やメディア等を通じて、いくら聞こえの良いことを言っていても、
『じゃあ、その貨幣観でそれどうやってやるの?』という視点でみると、
結局上辺だけね、ということが分かってきます
今回の”貨幣観”について、これだけでは何言ってるかわからん‼️もっと知りたい‼️ という方はLINEから連絡ください📩
次回は2つ目のポイントについてお伝えします
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